個人庭日記

こんにちは。奈須勇樹です。

 今までブログの更新がまちまちだったのですが、皆様に弊社の作業をもっとよく知ってもらいたいという気持ちから、今後は、お庭のビフォーアフターの写真を掲載することにしました。


 お世話になった全てのお客様のお庭を紹介したいところですが、ありがたいことに多くのご依頼をいただいているため、全てのお客様のお庭を紹介しきれないことを、予めご了承ください。専門用語よりも、一般のお客様に伝わりやすい意味の文章を心掛けているため、専門の方が見れば多少おかしな部分があるかもしれませんがご了承ください。(明らかに間違いな部分はどんどん指摘してください)


 さて、今回紹介させていただくのは数年前からお世話になっているお客様です。住宅街の中でありながらお家を囲むような形でお庭が作られており、施主様のこだわりが一目でわかるつくりとなっていました。


 こちらのお客様は一年に数回ご依頼くださり、その季節に応じたお手入れをさせていただけるので、樹木の状態を見ながら、今回は草刈りと一部の木の剪定をメインに行いました。




 玄関前からお庭へ続く園路です。砂利敷のため、手作業で丁寧に雑草を取り除いていきます。






モミジの枝が少し混んでいたので間引き剪定を行ったところ、下の水鉢の苔が良い感じに見えるようになり、ちょうどよい「間」(ま と読みます)ができ、空間を引き締めることができたと思います。(今後この「間」は頻繁に使っていく言葉です)











 こちらは主庭に続く飛石の道です。わざと角を加工した板石を使うなど、メインの景色ではないところにも遊び心を感じられます。奥のカーブした丸い飛石が、その奥の見えない空間の広がりを想像させます。











 こちらが主庭です。後ろの伸びたカシノキの生垣や雑草の影響で圧迫感があります。要点を抑えながら作業を行うとこのように開放的な雰囲気になります。

 変化に富んだ石組みや中央の砂利の部分が川の流れや池を連想させます。中央部にあるサルスベリがもう少し成長してくれると、灯篭の前に枝を差し掛けることができ、より趣のある景色が作れると思います。


こちらのお庭には大変立派な松の木があるのですが、樹木の状態を見てまた次回のお手入れの時に剪定させていただくこととなりました。石組みとの取り合わせや間(ま)も良い松の木なので、ぜひ楽しみにしてください。



 奈須造園は大きなお庭や坪庭、マンションの植栽管理や公園の樹木の維持管理などそれぞれに最適な管理方法をご提案できます。お庭や植木のことでお悩みやご相談がある方は、お気軽にお問合せください。